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2020年4月9日木曜日

先端技術のタッチパネルに感染経路の疑い

 医師や看護師が共有する医療機器用のタブレット端末が、休憩室と合わせ、院内感染のルートではと疑われている。大分国立感染症医療センターの事例について、厚生省担当員の調査報告による。【1】
タブレット端末は、日本が世界に誇る先端技術のタッチパネル仕様、素手の指でタッチするのは便利で快適だが、ウイルスの感染経路に早変わりもする。診察後みなが同じタブレットを使い回し、素手の指で触り捲ると、無意識に感染を広げている可能性があると指摘されている。
僕たちも、日頃からスマートフォンを使い慣れているせいか、駅などの切符売り場のタッチパネルを何気なく使っているが、その実背筋が凍る怖い話だ。多少面倒でも、パネルをアルコール消毒するか、使い捨てのゴム製手袋を使えば感染リスクは回避できる。
日本のタッチパネル技術をアイフォンに導入した、さすがのスティーブ・ジョッブ氏もそんなはずではと驚く・肝をつぶすに違いない、思わぬ展開に天国で顔面蒼白になっているかも。
いずれにせよ、感染経路の一つが判明したことで、新型コロナウイルスの脅威を軽減し、安心の日常生活を取り戻せるきっかけとなることが期待される。少なくとも、医療関係者の感染を防ぎ、院内感染に歯止めをかけることができよう。まだ、外堀がほんの少し埋められたにすぎないが、危機を超える一筋の希望が見えてきた。
 理解は力、言葉によることだが、不明な感染経路や敵の顔が見えぬ不安・虚無の勢力に打ち勝つには、同時に無の実践(無心の技法)が求められる。これだけは、AI(人工知能)にも新型ウイルスにもまねができない。
【1】「手摺・ドア・ノブは消毒したのに、大分の院内感染、盲点になった感染経路」(読売新聞4月9日付朝刊、電子版)参照。
Shigfried.Mayer(宮村重徳), copyright © all reserved 2020, 理解社会学研究所所長、法政大学大原社会問題研究所嘱託研究員、㈱岡本カンパニー講師

2019年4月5日金曜日

二〇一九年度掲示板第一号

 最近ブロガーの記述に変更が生じているようなので、読者に注意を促しておきたい。なぜか投稿者がすべて「Unknown」となっています。本来は、ブログの編集者であり執筆者が投稿したものなので、Shigfried Mayer(宮村重徳)となります。著作権の問題とかかわるので、とても重要です。引用される際には、今後ブログ執筆者のシグフリード・マイヤーを必ず明記するか、本命(宮村重徳)を併記してくださるようお願いいたします。

2018年11月24日土曜日

深層学習する人工知能に倫理規定が必要?

 AI器機は賢い人工知能、集積された膨大なデータ分析ではとうてい叶わないが、倫理的自己規制を問うには尚早の感あり。それを必要とするメーカーやユーザーと異なり、物自体に考える力無く未完成、だってそうでしょう?「実存」(その都度の不安な現存在の仕様)は理解できない。判断力も定量的分野に限られる。定性的判断ができないから、ジレンマに陥り暴走し始める。自動運転を過度に信用すると、思わぬ事故に出くわして対処できずに狼狽する。でしょう?諸君は、普段から自分で考えるよう務めること、漠然と考えるだけで済ませない。パターン認識とは違う考え方、「別様に考える」工夫が必要となる。AIの示す尤もらしさは未だ玩具のレベル、就活に於いて進路を舵取る力量(判断力)までAI任せにしてはいけないよ。
*お勧めの本:大島淑子『禅 ー別様に考える』。但しドイツ語なので、読みたい人は研究会においでください。わかりやすく実存理解の手解きいたします。
12月9日(水曜日)更新

2016年4月11日月曜日

X線で暗部を覗かれることを拒まれた?回転運動の真相は ...

 今年2月に打ち上げられたX線天文衛星「ひとみ」が、思わぬトラブルに陥ったらしい。3月26日以降通信が途絶え、一部分解した模様(予想図)が放映された。原因が宇宙ゴミの衝突によるのでなければどうしたのかと、関係者を当惑させている。ひょっとして、X線で「暗部を覗かれる」ことを、宇宙の主(ぬし)に拒まれたのか?ブロークンアウトの原因は、楽しい謎に包まれている。誰だって暗部は見せたくない、人間なら当然だろうけどね(微笑)。
 もちろん、ダークパーツに意識があるはずはないから、X線で「暗部を見られたくない」という擬人法的言い方は当たらない。さてジョークはそこまでにして、以下で率直な疑問を取り上げてみたい。当加速度運動をしている物体は、慣性という力のモーメントにより、通常は姿勢を保ったまま、定められた軌道上を直進するはずだ。そうであるのに、X線観測衛星自体が回転運動するという現象は、何らかの外からの力が作用しないと起きないのではないか。姿勢制御の異常は、それ以外にどうやって説明できるのか。科学者たちは、なぜ宇宙ゴミ衝突のケースを予め排除しようとするのだろうか。宇宙ゴミはいつも見えるものばかりだろうか(例えば、不可測な衝撃波の塊など)。完璧を期したはずの天文衛星の造りに何らかの脆弱性があったと仮定して、想定外の内部原因で分解したのだと考えると、かえって説明に困るのではないか。どなたか疑問にお答えいただく方があれば、喜んで拝聴したい。
 付記: 宇宙研究開発機構(JAXA)の発表によると、制御プログラムのミスによる誤動作?だという。よく聞くメーカー好みの自己弁解に聞こえる。では聞きたい。誤動作を引き起こしたのは、プログラミング・ミス以外に原因はないと言い切れるのかな?見えざる外部要因などあり得ないと?
 4月18日(月)更新
Shigfried Mayer(宮村重徳)

2015年4月11日土曜日

仮想的生の実践、まるで初めてすることであるかのように

「ゆとり世代」は実は「焦り世代」?の、デジタルネイティブな君たちだからこそ、あえて言いたい。一切の縛りから解放されて、「まるで初めてすることであるかのように」、何もビビらず焦ることなく、仮想的に生の根源を問い且つ実践しなさい。壁となって立ちはだかるモノと向き合うに、死への勇気と気取る必要はない。与えられた自分の悟性を使って理解し判断すれば、過剰で無縁な情報に惑わされず、一切の苦役なしに無やゼロ(生誕)の根源から安心して生きる勇気が持てるようになるよ。ジェンダーのバリヤはない。法師ダルマに続き、哲人カントとアーレント学習をお勧めする。ヴェーバーとハイデガーの勉強はその後でいい。考えることが苦手な人は、森鴎外の「かのように」を参照せよ。
Shigfried Mayer(宮村重徳), coyrights © all reserved 2015, the Institute for the Interpretive Sociology Tokyo

2014年3月10日月曜日

ウィンドーズのアプリケーションエラー、「ぶらつき」を一挙に解決

今回は、セキュリティーに関する技術的なコメントを一つ。公共機関でも被害が出ているようなので、参考にしていただきたい。
最近NU(Norton Utilities)でレジストリーをチェックする度に、メインマシーンの一つで、一日平均10件近くもアプリケーションエラーが続出。忙しかったせいもあり、気にせずしばらく放っておいたら、エラーレポートが一月分大量に累積していた。障害発生の原因は、AluSchedulerSyc.exe (バージョン3.4.1.238のタイムスタンプ)。このプログラム使用を要請している元が何か調べてみると、まず外部干渉によるローミング(roaming)が疑われた。ローミングしている先を調べてみると、百度(バイドゥ)の書き込みによるものと判明。早速、「ファイル名を指定して実行」、コマンドプロンプトから regedit と入力し、レジストリーエディターを起動、"roaming" を検索すると、"c:/users/*/appdata/roaming/baidu/hao123/001108.exe" の書き込みを発見(/*/には個人のユーザー名が入る)。次に、レジストリーで検出された関連する文字列: "currentuser/software/Baidu" をすべて削除。これでほぼ完璧に、99.9%のアプリケーションエラーが一掃され、この一件は無事解決した。これ以降、NUでチェックしても「レジストリーはクリーンです」との表示、ひとまず安堵する。
因みに、ローミングとは「放浪する・ぶらつく」こと。"Roaming" をドイツ語では、"herumwandern", "streunen", または "herumstreifen" という。承諾もなしに他人のコンピューターに侵入し、入力する個人情報を収集する目的で、勝手に「ぶらつく」真似だけはしてほしくない。本来ローミングは、携帯電話会社によるエリア外での接続サービスとして一般に広く知られているが、悪用してほしくないものだ。今後インタラクティブな承諾の仕様は、ユーザー自身の「良心」では覚束ない、クラウドに於ける「諒解」的要件として厳しく問われ直されるべきであろう。(3月12日更新)

Shigfried Mayer(宮村重徳)

2014年1月15日水曜日

百年に一度ならまだしも、一年に百度のリスクを抱え込まない為に

最近の新聞報道では、中国検索大手「百度」(バイドゥ)のIMEが、入力文字情報を無断送信したことについて、全国で話題になっている。「全国の都道府県と政令市のうち29府県市で1000台以上の公用パソコンに同ソフトが使われていた」事例が発覚したばかり。皆が口をそろえて、「入れた覚えがない」という。原因は、何らかのアプリケーションに抱合せで組込まれたプログラムが実行されている。実行するには、圧縮プログラムが解凍されなければならないが、その際の解凍するアプリケーション(例えば、汎用性を装った FreeZipsetup*.exe)に、抱合せで組み込まれている(すでに確認済み)。セットアップの結果は、使い慣れたホームサイトでなく、身に覚えがない「百度」(バイドゥ)のサイトが立ち上がる。つまり、ha123.exe の実行された画面が表示される。
対策: ①あわてずに、「スタート」から「ファイル名を指定して実行」を選ぶ。この画面で、msconfig を実行、②「スタートアップ」から身に覚えのないプログラムの実行を止めるために、チェックをはずすこと。③それでも、NU(ノートンユーティリティーズ)などの整合性チェックで、(ha123.eseの)「プログラムが存在しないか、(レジストリーの記述が)妥当でない」と指摘されて、「修復」するかどうか聞かれる。一括して「修復する」を選ばないこと、まずチェックを外して、決して修復させない!こと。多々ある喪失プログラムの一つとして表示されるので、意外と見逃されやすい。ha123の文字列が見つかったら、必ずチェックを外し実行を阻止すること。④コントロールパネルを開いて、不要なアプリケーションの削除を実行する。そうしても残るもの(以上の現象以外)については、随時対応していく他ない。⑤さしあたり、海外でも中国人が多数住む所(例:ドイツなど、中継地点経由)で制作された便利なアプリケーション(例えば、人気の高い babylon.exe など)を信用しない・実行しない・「翻訳」させない!こと。レジストリーの深い部分にまで食い込んでいるので、削除が大変。確かに、自動翻訳プログラムは便利だが、素性の知れないものが多い。リスク満載であることを忘れてはいけない。理解したければ、自分の手で辞書を開いて訳しなさい!人任せが一番の禁物です。他にも、フラッシュプレーヤーに抱合わせでついてくる mcafeescan.exe も要注意。随時、問い合わせには応じたい。問題があれば、いつでもご連絡ください。(1月25日更新)
【注1】FreeZipsetup*.exeには二つあり、FreeZipsetup-OmWXXEvZV.exe と FreeZipsetup-dBM9hLU.exe、まちがっても絶対に手を出してはいけない。
【注2】リスクの管理は自己責任ですること。無断送信は個人情報の漏えいにつながる、言論の自由を脅かすものだから、これを蔑にする国のソフトを安易に信用してはいけない。
Shigfried Mayer (宮村重徳), copyrights © all reserved 2014, the Institute for Interpretive Sociology

2013年11月2日土曜日

怪人オペラは代役者 (?)、日雇い職人の失踪とグーグル化の功罪

【11月7日更新】
 3年前には、働き蜂世代の高齢者が失踪する事件があった。今日では様相が少し異なる。正規であれ非正規であれ、世代や年齢を問わず、職人や労働者(opera-rius)が仕事場を失い、いつの間にかいなくなる・失踪するという話が、最近身近によく聞かれる。働きまた仕事はオペラ(operaまたは opus)という。ドイツ語でオペラは「歌劇」となるが、ここでの話題はオペラ座の怪人劇と直接の関係にはない。失踪事件についての詳しい実態は、後で調べて報告することにしよう。今回は、それにまつわる別の話題を取り上げる。
オペレーション(Operation)という言葉を知っているかな。オープス(仕事)を積み重ね、オペラ(製品)に仕上げる職人の作業だね。オペラと言えば、長い間重用(ちょうよう)してきたブローザーのオペラ(Opera)の調子が、最近どこかおかしい。しばらく前から、オペラに備え付きのグーグル検索で日本語の文字を入力しようとすると、漢字変換がうまくいかない。子音と母音がバラバラに(例えば、宮は「m_い、y_あ」、記録は「k_い、r_お、k_う」)と表記されていた。それでも検索結果は正しく表示されていたので放置していたら、いつの間にか不具合は修正されている。
ところがである。最新版のオペラ (17.0.1241.53) で、変換の不具合が修正されたのはいい。しかし自分の履歴を残せない、足跡が消滅してIDを確認できない。よくみると、グーグルの履歴になっている。つまり、オペラがオペラとして認識されていない、グーグルとしてのみ認知されているということだ。さっそく原因をリソースで詳しく調べてみると、グーグルのそれとそっくりに書き換えられている。意図的に、そういう仕様に造り替えられたのだろうか。アクターであることをやめてエージェントに成り下がったか、まさか身売りしたわけでもあるまい。なにもそこまでしなくてもいいのでは、という思いを募らせるのは私だけだろうか。
グーグルと同じモジラのリソース(IDは同じMozilla 5.0)であるとしても、これは仮の話であくまでも推測だが、手直しの結果が全面的にグーグル化されて、フェイスの個性IDを失い自己消滅してしまうというのでは、あまりに悲しい。同じモジラ系のファイヤ・フォックスでさえ、頻繁に改訂しても認識IDだけはきちんと確保しており、履歴の処理はユーザーに任されている。なぜ「オペラの怪人」は、一級労働者の失踪事件よろしく、自分のIDを明け渡して姿を消してしまう(或いはそのように見せる)必要性があったのだろうか。残るはオペラ(製品としての労働者)の仮面だけで、あとはキャピタルゲイン(利益確保)に奔走するグーグル(資本家・経営者)のトルソー(胴体)でしかないのだとすると、どうしたんだ!と叫びたくもなる。
(補足; 私自身、履歴は努めて消すようにしているので、どちらでもいい話ではあるが、認識IDに関する限り、長年にわたるオペラの愛好者として、また「日雇い職人・非正規労働者」(オペラーリウス)の立場を案じる身としては、気になる、笑えない、聞き捨てならない話だ。)

Shigfried Mayer(宮村重徳), copyrights © all reserved 2013, the Institute for Rikaishakaigaku

2013年9月18日水曜日

《手作業》で楽しむモノ造りの原点、XPをセブン化する(改造マニュアル)

【9月27日(金)更新】
書斎兼事務所には、まだ3台のXPマシーンがある。その内、最近まで使用していた旧主力マシーンを Windows 7 に改造した。マザーボードはAsus製(B85M-E)、その他必要な部品をドスパラで買い集め、すべて手作業で組み上げた。マニュアルを手順と言うが、手順書にこだわらず、長年培ってきたプロ並みの勘と技術で、6日間で仕上げた。久々に味わうモノ造りの充実感だ。
8年間使って金属疲労を見せていた旧主力機が、Windows 7 Pro の翼をつけて、いま見事なフェニックスの雄姿を見せ始める。筐体が Muse なので、雄姿というより見た目にかわいらしい飛鳥のイメージ。メモリーも8ギガに増やし、新たに購入したMicrosoft Office Pro に一新して執筆環境は整い、研究書の再版・新版に向けて内実共に意気揚々である。
三菱のブラン管モニターは3年前にすでに壊れ、頼みとしてきたNanao FlexScanモニターも1年前からお疲れで半壊状態。高価な国産品に買い替える余裕なく、安価な(韓国製LGと台湾製ACERの)液晶モニターを二つ購入する。世を挙げてみんなが、やれi-Phone だやれi-Padだと騒ぐ中、働くモノを見る手動環境は一応整った。唯一の贅沢品は、GoForce GTX 650チップのグラフィックボード(LEADTEK)。今のところ、これで満足している。残る2台のXPマシーンは、いずれ年内にリナックスで再構築する予定。
改造に際して予期せぬ事態が幾つかあった。一つは、Win 7 の設定ファイルデータをバックアップしておいたのに、Win 7 Proではこれが認識されず大半復元できなかったこと。泣く泣く(内心では、しめしめと笑みを湛えて)ソフトはすべて手動で再インストールした。手動は確かに面倒だったが、それはそれ、けっこう愉しみガイのある作業だった。結果は良好、実は古いソフト(大半は32ビット対応)は新しいOS環境(64ビット)下で使えないものが多い。必要なものだけを再インストールすることで、レジストリー関連で無駄がなくなり、その分スリム化し動作が軽快になった点はいい。二点目は、XPでアンインストールするのを忘れていたために、版権上の理由から幾つかのソフトを買い替えなければならなかった。三点目は、ドキュメントの所有権を刷新したので、元に戻せないなどなど。今更二重ブートにしても、どうなるものか疑心暗鬼している。
改造の注意点: くれぐれも上書きインストールしないように!ドライバーの違いなどからトラブルの元となる。またXP自体の改造より、Win7が動作する環境を先に作る(新しいHDにクリーンインストールする)こと、これが一番安全で最も基本的なコンセプト。その後で、XPで使用していたHDを繋いで、データを移行すればいい。但し、最近のマザーボードにはSerialATAのコネクタしかないので、XPで使っていたIDE-HDが繋げない。そこで、Centuryから販売されている IDE-SATA変換アダプターを使って繋いでみた。しばらくはうまくいっていたが、時々認識されなくなる現象が起きるようになった。つまり、ドライブが見えたり消えたりの大忙し(*)。何とか必要なデータだけはコピーして取り出したが、トラブルがあったと言えば、これくらいである。
結論、①手作業(ハンドワーク)はモノ造りの原点である。工作は楽しいから、ホモ・ファーベル(homo faber)で有ることは一生やめられない(笑)。それは働くヒト自身の改造にも係わること、君たちにもお勧めしたい。便利なスマートフォンで鈍った悟性(理解し判別する力)がリフレッシュされよう。②引っ越しお任せソフトは一切使用せずにすべて手作業で済ませたので、経済効果は抜群。浮いた資金は次に備え貯蓄できた。トータルで部品の7万円+ソフトの2万円=計9万円の出費だが、ショップで完成品を買えば18万円を下らない、付加価値の高い立派なものに仕上がった。手作業が節約に役立ったことは、言うまでもない。
(*)対策として、MCO㈱ミヨシのSATAケーブルを新たに購入し、付属していた脱落防止用のタグをつけたら、その後比較的安定している。

Shigfried Mayer(宮村重徳), copyrights ⓒ all reserved 2013, the Institute for Riaishakaigaku

2013年5月3日金曜日

どうして債務不履行が初期設定に?- デフォルトの意外な多義性

【default, defaut, Schuldenverzug, was ist denn das?】
デフォルトとセキュリティーの関係について、メールでたくさんのご質問をいただいたので、まとめてお答えしておきます。
通常デフォルトとは、法律用語で「為すべき義務をしない・怠る」、法廷に「出頭しない・欠席する」こと、経済用語で「債務支払いを怠る、債務不履行に陥る」ことです。リーマンショックの世界金融危機で問題となった、鬱陶しいあのデフォルト連鎖事件を思い出してください。これは決して、ITと無関係ではありません。語源上は、法律的意味合いが先にあり、IT関連の誰かが後から違った意味で使い始めたのでしょう。
IT用語では、ユーザーが何も操作や設定をせずに「初期状態にある」こと。例えば、予めハードウェアーやソフトウェアーに組み込まれた設定値をデフォルト値と言いますね。ユーザーが各種設定を自分でしなければならないと面倒なので、一般に妥当とされる平均的且つ典型的な利用環境を想定して、メーカー側で予め適当な値を付けて組み込んでおくのが普通です。カスタマイズの権利をユーザーに保証する意味で、平均値以外は「履行せず」の白紙状態にしてあるわけです。
ただし、カスタマイズ後にも注意が必要です。ユーザーが自分の利用環境に合わせて様々な設定の見直しをする必要があるのに、面倒とばかりそれをせずに(メンテナンスの履行を怠って!)デフォルトのままで使い続けようとすると、予期せぬ不具合(余計な債務)が生じます。最近の具体的な例を挙げると、セキュリティーリスク対策として頻繁にバージョンアップされているIEへの新たな自己環境の再設定・アップデートによる微調整を怠っていると、不具合の未調整(債務不履行)による綻びは避けがたく、結果としてデフォルト依存からセキュリティーリスク(脆弱性)が生じ、知らぬ間に文字化けを伴う「レイアウト崩れ」が起きるということです。
さて翻って考えてみると、色々なことに気づかされます。君が何をデフォルトに指定しているかそれ次第ですが、レイアウト崩れは潜在的なリスクの予兆、氷山の一角に過ぎません。最後は君自身にかかわること、デフォルト依存脱却の根幹(自律性の有無)が問われることになります。哲学用語で、自分の悟性を使用せずに後見人任せにして「未成年状態に陥る」(カント、『啓蒙とは何か』)のも、啓蒙主義時代以来の自称文化人に典型的な、デフォルト依存症候群の先例だったのです。中身はいつも熱い視線で追う話題のヒトか流行るモノで詰め換えられるので、それとは知らずに君もきっと嵌っているデフォルト依存に、身分や階級・働く分野や国籍・時代の違いは関係ありません。社会学用語で、後見人依存による未成年状態とは、要するに構造的な「甘え」(土井)のことです。ゲーマーやスマートフォンのユーザーに多いので、ご注意ください。その特徴は、一度嵌ると抜け出せない。楽を満喫するとやめられない(つまり、元の不便に戻れない)。違いますか?君の意見を聞きたいな。(5月5日、こどもの日、更新)

追記: それは社会学用語で、「要するに構造的な甘え(土井)のこと」だと言いましたが、もちろんカントの崇高な哲学理念とは雲泥の差があり、混同することなど全くあり得ません。ただ、諸君にはそれを手がかり・取っ掛かり(Anlass)として、「未成年状態を脱する」とは如何なることかを自分なりに考えてほしいと思うから、卑近な例!として取り上げたまでです。デフォルト(当座の世論や安価な世界観)に安住して思考停止していないかどうか、吟味する良い機会となることを望むのみです」。(5月12日、H君への返信から)
Shigfried Mayer(宮村重徳), copyrights ⓒ all reserved 2013, the Institute for Rikaishakaigaku 

2013年4月22日月曜日

デフォルト依存が生むセキュリティーの脆弱性、文字化け対策の勘所は

[4月26日(金)更新、改題と推敲]
 文字化けするのは、世界では日本語とロシア語くらいでしょか。いずれの場合も、たいていは文字セットの指定が正しくないか、ソフトウエアー上の初期設定(デフォルト)の不備・技術的な不具合のせいです。使用環境が変化したにもかかわらず、デフォルトのままにしておくと、いつかそうなります。IEのバージョンアップが繰り返された際のバグとして、調整不足の「レイアウト崩れ」が生じているのです。
 人が化ける成り済ましの事例は、匿名性を悪用して為されること。お目当ては、ずばりお金です。現代の錬金術師たちの策謀に落ちらないためには、好奇心からボタンをクリックしない、おかしな表示を見逃さない、まず疑うことです。乗っ取りの霊が文字に憑依するのは、曖昧さの美を誇るユーザーがいる為です。デフォルト設定を安全と鵜呑みにしている君のハウスに裏口を造り、大事な情報を盗み取るウイルスを忍ばせる、巧妙な手口です。たとえデフォルトを疑い、互換性表示をオンにしていても、実は空き家も同然。サーバー側のデフォルトがいい加減だと、もっとひどい汚れた霊を連れ込み、クライアントの状態は一層ひどくなります(→新約聖書のマタイによる福音書12章 43-45節参照)。大事な端末のフェイスがスポンジ状のBSE化に陥らないよう願いたいものですが、そうならない保証はどこにもありません。サーバーの「そっくりさん」が横行する中、安全神話への過信は禁物です。
 デフォルト依存が、事実セキュリティーホールを開ける原因となっています。文字化け(レイアウト崩れ)は、不注意の結果を反映しているに過ぎません。マイクロソフトフォーラムで討議した際に指摘されたこと、IE用の「累積的なセキュリティー更新プログラムKB2416400 には、JIS (Japanese Industrial Standard) エンコーディングの自動検出を無効にする修正プログラムが含まれています。そのため、JIS エンコーディングは自動検出されず、電子メール メッセージのコンテンツは読み取ることのできないコードで表示されます。」その結果、JISコードの読み取りに失敗しています。「自動検出、つまり、デフォルト依存がセキュリティーの脆弱性を生み、文字化けを生んだ」(ウインドウズスクリプトプログラマ氏が指摘する)例として、一連の事象の因果関係をしっかりと把握しておく必要があります。
 数々のスレッドから学び得た私の総括、以下はKB2416400のやり取りで考えさせられたことです。使用環境の整合性がすべてフィットするまで、セキュリティーは強すぎてもいけない、また弱すぎてもいけない(フィットネスは目標値、微調整が必要)。デフォルト依存からの脱却は、ユーザーの自己責任でなされること(自動検出への過信は禁物)。バグはつきものなので、クライアントの自分!と導入した製品のアップデイトに手を抜かないこと(危機管理は双方の自己管理)。以上三点。 

Shigfried Mayer (宮村重徳), copyrightsⓒall reserved 2013, the Institute for Rikaishakaigaku

2013年4月13日土曜日

他人事でない、相次ぐ文字化け現象、その原因と解決策

[5月1日(水)更新]
 最近気になることと言えば、MSIE(Microsoft Internet Explorer)の文字描画がどこかおかしい。ヘッダー部分(記事タイトルやファイル名)の文字が化ける。フォントが第三者の手で密かに書き換えられている可能性もあり、要注意です。例えば、IE9でこのブログ記事を読もうとすると、「社会」や「贈る」などの漢字が旧字体(中国の漢字体?)で表記されてしまいます。随所で、タイトルの表記がおかしい。その上、一部のフォントだけがアトランダムに強調文字になっていたりもします。コンテンツの書き換えなどの異常は見られないとしても、気味が悪いですね。NIS(Norton Internet Security)でチェックしても、フィッシングなどのウイルスは検出されておらず、ブログ主幹のわたしに対する嫌がらせか悪戯(いたずら)のようなものか、と疑いたくもなります。そうでなければ、どんな要因が考えられるでしょうか。因みに、他のブローザー(Firefox, Chrome, Safari)では、正常に表記されています。マイクロソフトのブローザー(IE)の脆弱性が狙われている疑いもあり予断を許しませんが、或いはセキュリティー強化の目的で、最近MSやNISの(リモート)サーバーが中国の大連経由となった?ことによる余波の可能性も一概に否定できません(ここまでは、前記のママ)。
 さて、その後の調べで判明したことを、以下に付記しておきます。中国語漢字体の混入と見える文字化け現象の原因は、最初の内はHPを装った偽サイトの存在を疑わせもしましたが、実際は日本語版のWindows7乃至IE9に付きまとう、フォント表示の切り替え(デコーディング)がうまくいかない(UTF-8 とシフトJISのコンフリクトによる)互換性の問題だったようです。
 疑心暗鬼から、国内外の至る所で混乱が生じています。今回の原因は、結論から言えば、ウィルスでも悪意のあるプログラム(遠隔操作による乗っ取り)でもなかった。真相がどうであれ、このブログでは金銭の扱いは一切しませんので、問題は発生しません。(仮にそうだとしたら、何の目的で?不法な言論統制の監視フィルター?なぜIEだけに?などと疑う必要は、ひとまずないということです)。マイクロソフトの迅速な対応と適切な解決策を待つしかありません。それでも不安な読者には、しばらくIE以外のブローザーを使うようお勧めします。諸君の中にも同じ現象が見られたら、わたしに報告してください。なるほど、「文字化け」(Zeichensalad)は不正な割り込みではないとしても、エンドユーザーを不安にしない・クライアントに安心して使用できる権利を保障する意味で、ユーザビリティーはセキュリティーの根幹に係わることです。なので、大手サービス業者にとってとても重要です。*この件については、現在マイクロソフトフォーラムに問合せ中、回答があり次第ご報告します。
一件落着の朗報:
 この問題はひとまず解決しました!ヴェップ・ページを閲覧するMSのプログラムは、IE7/IE8/IE9/ IE10など、目まぐるしいバージョンアップを繰り返したせいで、バージョンの違いによる「レイアウト崩れ」が発生していました。それを避けるために、以前のバージョン(IE6)の Internet Explorer と同じ振る舞いをして正常に表示する 「互換表示」 という機能を、それ以降のIEは隠し持っています。これを有効にすることで、「レイアウト崩れ」を防いで表示できるようになります。嘘だと思ったら、ご自分で試してみてください。青天の霹靂です。
 あとは、一時しのぎの互換表示としてではなく、本格的な仕様として装填された製品版の完成を、一時も早くマイクロソフトに望みたい。
(「互換表示機能」は、IEのツールバーから選択してください。なお、この問題解決のために、マイクロソフトのサポートセンターから重要なヒントを頂きました。感謝します。またフォーラムでのやり取りの中で判明したことで、日本語フォントが文字化けする原因に韓国語フォントのBatangが絡んでいる可能性が指摘されており、ユニコードの主導権を巡る争いは激しさを増しているようです。その詳細を述べようとすると長くなるので、再調査した上で別途に報告いたします。)

 付記: ご注意ください。これで危険が去ったわけではありません。文字化けはシグナルに過ぎず、背後で誰かが成り済ます危険な可能性を排除しません。セキュリティーホールを狙ったサイバー攻撃は、これからますます激しくなり、巧妙に忍び込んでくるでしょう。危機管理は自己責任ですること、人任せにしておいてはいけません。「想定外」を口実にした責任転嫁はご法度です。想定されるシナリオを予測し、最悪のケースをも想定して退避する場を確保するにも、自分に与えられた悟性を使って善悪を判別し、理性を使用して自由を確保するにも、最後は君たち自身がよく考えてなすべきことです。

Shigfried Mayer(宮村重徳), copyrights ⓒ all reserved 2013, the Institute for Rikaishakaigaku

2012年10月27日土曜日

エスを考える力に、マテリアをヒトの器に象るには

【2013年2月04日(月)更新】
 コンピューター技術の進展には、目を見張るものがありますね。私自身は、1986年頃に三洋電気のワープロ(サンワード)を、その後同社のAXパソコンを買ったことに始まり、歴史は長いです。、当時はまだ Windows 2.0の世界でしたが、IBM DOS 5.0 を経てその後Windows 3.1からOS/2 まで自在に使いこなしていたので、そうとうのヲタクでしたね(笑)。 それでもコンピューター関連の技師やプログラマーにならなかったのは、私がそれを常に考える道具としてのみ扱かっていたからです。マルチリンガルな文書を作成するにはどういうプログラミングが必要かを理解しつつ、試行錯誤で自作したプログラムやマシーンは数え切れません。
 当時面白いプログラムがあって、Who ist God?(「神様ってだ~れ?」)と言うんだけど、アイコンをたたくとね、マイクロソフトのビル・ゲイツの顔が表示されたので、驚いた記憶があります。今日では、アップルのジョッブズさんの顔になるでしょうかね。
 前回のブログの続きを書くと、便利なスマートフォンやアイフォンを使うとしても、考える余裕を如何にして残すか、私の関心はそこにあります。邪魔なら捨てる、それが私の信条です。タッチパネルでなくても、電話やメールでの連絡は従来の携帯電話機器で十分だから、まだ買ってまで使う気にはならない。それでも、電子書籍関連のタブレット(キンドルやネクスス7)には強い関心があってね、近日中に発注したいと思っています。もちろん、それには目的があってのこと、古典や近現代の貴重なテクスト資料をPDF化し、いつでもどこでも読める機会を手にしたいということ。更に、それを使い考えた結果を公共の善に役立てないと、これまた意味がない。
 何を買い求め使うにしても、プライベートな趣味で終わらせず、「それ」を考える道具としマテリアを「載道の器」に象る工夫が必要だと考えています。君たちも買ったらいい。ただ、使う目的意識を大事にしはっきりさせておかないと、便利さあまりにその内考えることさえ面倒だと思う、考える要件を必要としなくなる恐れも避けがたいので、衝動買いをしないようにね。気が付いた手足がなくなって、ららんらんと光る眼球だけしかない、鬼太郎の親父さんのようにならぬよう(笑)、くれぐれも注意してくださいよ。
 「それを考える道具に」と言ったけど、「それ」は内外に働くモノのエスのことです。では、ここで問題です。(衝動を含む)エスを考える力にする、マテリアをヒトの器に象る工夫ってあるのかな?あるとすれば、どうやって?さぁどうぞ、全身を耳にしてお伺いします。

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