2013年4月13日土曜日

他人事でない、相次ぐ文字化け現象、その原因と解決策

[5月1日(水)更新]
 最近気になることと言えば、MSIE(Microsoft Internet Explorer)の文字描画がどこかおかしい。ヘッダー部分(記事タイトルやファイル名)の文字が化ける。フォントが第三者の手で密かに書き換えられている可能性もあり、要注意です。例えば、IE9でこのブログ記事を読もうとすると、「社会」や「贈る」などの漢字が旧字体(中国の漢字体?)で表記されてしまいます。随所で、タイトルの表記がおかしい。その上、一部のフォントだけがアトランダムに強調文字になっていたりもします。コンテンツの書き換えなどの異常は見られないとしても、気味が悪いですね。NIS(Norton Internet Security)でチェックしても、フィッシングなどのウイルスは検出されておらず、ブログ主幹のわたしに対する嫌がらせか悪戯(いたずら)のようなものか、と疑いたくもなります。そうでなければ、どんな要因が考えられるでしょうか。因みに、他のブローザー(Firefox, Chrome, Safari)では、正常に表記されています。マイクロソフトのブローザー(IE)の脆弱性が狙われている疑いもあり予断を許しませんが、或いはセキュリティー強化の目的で、最近MSやNISの(リモート)サーバーが中国の大連経由となった?ことによる余波の可能性も一概に否定できません(ここまでは、前記のママ)。
 さて、その後の調べで判明したことを、以下に付記しておきます。中国語漢字体の混入と見える文字化け現象の原因は、最初の内はHPを装った偽サイトの存在を疑わせもしましたが、実際は日本語版のWindows7乃至IE9に付きまとう、フォント表示の切り替え(デコーディング)がうまくいかない(UTF-8 とシフトJISのコンフリクトによる)互換性の問題だったようです。
 疑心暗鬼から、国内外の至る所で混乱が生じています。今回の原因は、結論から言えば、ウィルスでも悪意のあるプログラム(遠隔操作による乗っ取り)でもなかった。真相がどうであれ、このブログでは金銭の扱いは一切しませんので、問題は発生しません。(仮にそうだとしたら、何の目的で?不法な言論統制の監視フィルター?なぜIEだけに?などと疑う必要は、ひとまずないということです)。マイクロソフトの迅速な対応と適切な解決策を待つしかありません。それでも不安な読者には、しばらくIE以外のブローザーを使うようお勧めします。諸君の中にも同じ現象が見られたら、わたしに報告してください。なるほど、「文字化け」(Zeichensalad)は不正な割り込みではないとしても、エンドユーザーを不安にしない・クライアントに安心して使用できる権利を保障する意味で、ユーザビリティーはセキュリティーの根幹に係わることです。なので、大手サービス業者にとってとても重要です。*この件については、現在マイクロソフトフォーラムに問合せ中、回答があり次第ご報告します。
一件落着の朗報:
 この問題はひとまず解決しました!ヴェップ・ページを閲覧するMSのプログラムは、IE7/IE8/IE9/ IE10など、目まぐるしいバージョンアップを繰り返したせいで、バージョンの違いによる「レイアウト崩れ」が発生していました。それを避けるために、以前のバージョン(IE6)の Internet Explorer と同じ振る舞いをして正常に表示する 「互換表示」 という機能を、それ以降のIEは隠し持っています。これを有効にすることで、「レイアウト崩れ」を防いで表示できるようになります。嘘だと思ったら、ご自分で試してみてください。青天の霹靂です。
 あとは、一時しのぎの互換表示としてではなく、本格的な仕様として装填された製品版の完成を、一時も早くマイクロソフトに望みたい。
(「互換表示機能」は、IEのツールバーから選択してください。なお、この問題解決のために、マイクロソフトのサポートセンターから重要なヒントを頂きました。感謝します。またフォーラムでのやり取りの中で判明したことで、日本語フォントが文字化けする原因に韓国語フォントのBatangが絡んでいる可能性が指摘されており、ユニコードの主導権を巡る争いは激しさを増しているようです。その詳細を述べようとすると長くなるので、再調査した上で別途に報告いたします。)

 付記: ご注意ください。これで危険が去ったわけではありません。文字化けはシグナルに過ぎず、背後で誰かが成り済ます危険な可能性を排除しません。セキュリティーホールを狙ったサイバー攻撃は、これからますます激しくなり、巧妙に忍び込んでくるでしょう。危機管理は自己責任ですること、人任せにしておいてはいけません。「想定外」を口実にした責任転嫁はご法度です。想定されるシナリオを予測し、最悪のケースをも想定して退避する場を確保するにも、自分に与えられた悟性を使って善悪を判別し、理性を使用して自由を確保するにも、最後は君たち自身がよく考えてなすべきことです。

Shigfried Mayer(宮村重徳), copyrights all reserved 2013, the Institute for Rikaishakaigaku