2020年12月3日木曜日

生活習慣の小さな改善で感染ルートを遮断する

  最近朝夕に空咳が増えた、口内のねばねば感が強くなった。新型コロナ・ウイルスの感染拡大の渦中で仕事する身、危険なサインかと疑う。原因は、洗面台と流し場の執拗な汚れ、真菌対策はシングルの生活者に盲点となっている。そこで、キッチンの排水口に水切りゴミ袋を付けて水回りを浄化してみた。すると、嘘のように空咳がぴたりと止んだ。口内のねばねば感も消え失せた。歯科医院で処方していただいたオルテクサー(口腔用軟膏)も高価なバトラーF洗口液(うがい薬)も不要となりお蔵入り。

ウイルスに付け入るスキを与えない工夫、生活習慣の小さな改善で感染ルートを遮断することができる。原因と結果の法則を論(あげつら)うまでもない。壁観して何ものをも寄せ付けない、ウイルスには煙たい存在だと自惚れるつもりはない。社会学者である以前に、神に召され人に仕える身、「命への畏敬」(アルバート・シュバイツァー)にソーシャル・ディスタンスを一時も忘れず、安心のマスクして慎ましく生きるのみ。世代更新に必要な知性改善論(スピノザ)はその後でいい。