2018年9月29日土曜日

七十で折り返し再就職、自給自足への第一歩

  大学退官後の四か月は文字通り四苦八苦の毎日でしたが、八月半ばに外資系の大手企業にスカウトされ、無事再就職を果たしました。大学と教会以外の分野で働くのは初めてですが、外資系企業の自由な職場雰囲気が気に入っています。あたかも水を得た魚のように、嬉々とし溌溂として働きを満喫しています。70余は150の折り返し点に近い、自給自足への第一歩、自己のテクノロジーの一環として、流通大手のアマゾンや検索大手のグーグルに学ぶところが多いですね。
 我が家では、ドイツ留学以来の山積した膨大な命題集の整理・整頓に取り組んでいます。蓋然性や妥当性の有るもの無いものを選別する必要があり。仕分けのために鏡(身心のスキャナー)についた塵埃を日々努めて払拭し、累積した研究資料のエラーを修正、リユースできないものはゴミとして破り捨てる。そんな単純作業を続けています。それでもまだ神秀(じんしゅう)の漸修レベル、映して映さぬ鏡の哲学、神會(じんね)の頓悟レベルには及びませんが、後者はこれからの課題とします。大島淑子先生との出逢い以来、天より頂いた再度の良縁に感謝でいっぱいです。

2018年9月8日土曜日

働きがいのある開発目標とディーセント・ワーク

第 31 回 国際労働問題シンポジウム

持続可能な開発目標(SDGs)とディーセント・ワーク
主催:法政大学大原社会問題研究所/ILO 駐日事務所

後援:日本 ILO 協議会/外務省

ILO は来年 2019 年の創立 100 周年に向け、技術革新、グローバリゼーション、気候変動、人口動態、労働力移動など、 あらゆる側面で大きく変化する仕事の世界において、ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を実現する ために活動しています。国際労働問題シンポジウムは、毎年の ILO 総会の議題からテーマを選んで議論してきました。今年 は第 4 議題「持続可能な開発目標(SDGs)を支える ILO の開発協力」を取り上げます。


シンポジウムの第 1 部では、ILO の開発協力と SDGs に関する政労使の取組みについてお話をいただきます。第 2 部で は、第 1 部の報告を受けて、雇用創出、ジェンダー平等、民主化、平和構築など、「ディーセント・ワークと SDGs」の課題 について問題提起をいただきます。皆様どうぞふるってご参加ください。

日 時 2018 年 10 月 4 日 (木) 14 時~17 時 15 分

会 場 法政大学 市ヶ谷キャンパス ボアソナード・タワー 26 階 スカイホール 交 通 JR・地下鉄 「市ヶ谷」 または 「飯田橋」 駅 下車 徒歩 10 分

参加費 無 料


第1部 (14 時~15 時 5 分)


2018年第107回ILO総会第 4 議題「持続可能な開発目標(SDGs)を支えるILOの開発協力」について 第 107 回 ILO 総会の概要 ………………………………………………………………… ILO 駐日事務所
政府の立場から ………………………………………………………………………… 厚生労働省


労働者の立場から …………………………………………………… 連合使用者の立場から …………………………………………………… ………………………‥‥……‥ 経団連


第2部 (15 時 25 分~17 時 15 分)


学識経験者/専門家による講演およびディスカッション


◆吉村真子・法政大学社会学部教授


「アジアにおける開発と労働――グローバル市民社会の視点から」


◆中嶋 滋・前ITUCミャンマー事務所長/元ILO理事


「ミャンマーにおける SDGs 実現に向けた取り組みの実態と問題点」


◆福林良典・宮崎大学工学部准教授/NPO法人道普請人(みちぶしんびと)理事


「アフリカの若者が主体になるSDGsに向けた取り組み――ケニア・ソマリア・ガンビアでの事例」


(司会:鈴木宗徳・法政大学大原社会問題研究所副所長/社会学部教授)


お申し込み : 9 月 26 日(水)までに「国際労働問題シンポジウム」と明記の上、下記のいずれかにお申し込みください。 〇法政大学大原社会問題研究所 fax:042-783-2311 e-mail:oharains@adm.hosei.ac.jp 氏名、ご所属、連絡先をお知らせください。 〇ILO 駐日事務所 右コードのフォーマットに氏名、ご所属、メールアドレスを送信してください。


法政大学大原社会問題研究所


HP:https://oisr-org.ws.hosei.ac.jp/


Twitter:@oisr1919


I LO駐日事務所 HP:http://www.ilo.org/tokyo/ Twitter: @ILO_Tokyo