2020年2月23日日曜日

仏心との対話:欧米人がマスクしないわけ

仏心さん:欧米人がマスクしないのはどうしてかと、ネット(SNS)で話題になっていますが。

シグフリート:なぜ欧米人がマスクをしないのかだって?その理由は簡単さ、顔はマスクで隠すものではない。顔を隠すと不気味にみえるからでもない。顔がマスクであり、ガーゼのマクスが顔なのではない。自分の顔は付け替えできない、個として生きる権利・譲れない人権の象徴だから、犯罪人か病人でもない限り、素顔にマスクなど着けない、マスク=重病人という負面のイメージが強いから、素顔を隠したり素面を覆ったりしない。これは自己理解の根幹にかかわること、公衆衛生上のいかなる理由にも優先します。

仏心さん:なるほど、・・・

シグフリート:ハイデガーの弟子エマニュエル・レヴィナスの「顔の現象学」を一読すればわかります。

仏心さん:今韓国では、「新天地イエス教会(新天地イエス教証の幕屋聖殿)」という新興宗教(異端)の布教活動で、新型コロナウイルスの拡散が話題になっていますが・・・

シグフリート:中国(武漢)が病原菌の発祥地でなくとも、変異に人為性を疑わせる病原体の漏洩地なら、日本寄港のクルーズ船(ダイヤモンド・プリンセス号)や韓国(大邱)は温床地、ウイルスには格好の媒介地にすぎません。旗艦国や各国厚生労働省の手には負えない。疫病の痕跡は、教科書記述から削除しても、百害あって一文の益もなし。
 人類の知恵を結集しないと感染ルートを遮断できない、虚無化の勢いは止められず、世界疎外はおろか、生態系破壊から人類史破局の招来は免れないでしょう。コンピューターウイルス以上に、新型肺炎の感染経路は見えないから、面倒でもあり厄介でもある。自己免疫システムを攻撃するシャドーの働き(インフルエンサー)には、他力本願でなく自力で突破する、安心壁観の道(ダルマの禅)を模索するほかないでしょう。3月4日更新
Shigfried Mayer(宮村重徳)、copyright © all reserved 2020, 理解社会学研究所所長、法政大学大原社会問題研究所嘱託研究員、㈱岡本カンパニー講師 

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