2019年10月7日月曜日

風雅でピリ辛の里神楽、覆面自体に罪はない

突拍子ない覆面のお楽しみ、字余りで五七五の俳句にもならぬ拙作三つ。べた書きにしたので句読点はない、ゲーム感覚で節目を読み解いてね。

なつまつりおかめおたふくさとかぐら
ふゆじたくひょっとこひおとこかぐらぶし
はるしのぶほんこんれんこんかぐらほり

神楽(かぐら)は神前での能楽、日本中世に於ける女性の道化面がおかめ、男性の道化面がひょっとこ、滑稽さを表象する。いずれも里神楽(さとかぐら)の用語で、覆面自体に罪はない。古くはペルシャ帝国由来(正倉院所蔵)の、最近は香港でも知られる、吾郷の熊本では辛子入りの蓮根で、覆面して揶揄するかぴりっと皮肉る新劇風の政治ショー、ドイツのカバレットに近いイメージあり。ちなみに、カバレットはキャバレーではない。英語圏の人はご注意を!

注:ピリ辛=ピリッと辛い、おたふく=お多福、ひおとこ=火男、れんこん=辛子蓮根、かぐらぶし=神楽節、はるしのぶ=春を待ち焦がれる、かぐらほり=香港に連帯する意味で、地中深くに掘られた重力波観察装置の愛称Kagraを指す。10月27日更新

Shigfried Mayer(宮村重徳), copyright © all reserved 2019, the Institute for Interpretative Sociology Tokyo, 法政大学社会問題研究所嘱託研究員

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