2017年9月10日日曜日

蝉の抜け殻同然の国に日本人が旅行しないわけ

  ネットで話題の主題(中国人が不思議に思う、「なぜ日本人は中国に旅行しないのか」)について、一言ツィートする。遣隋使に遣唐使、隋・唐・宗の中国は達磨禅の精神で躍動し輝いていたから、旅して学ぶに十分な魅力が巷に満ち溢れていた。今の中国は金漁りばかりで心が無い、資本主義の殻を纏っているが、肝心の資本主義の精神に当たるものが見当たら無い。共産主義も名目ばかりで、毛沢東の精神さえ失われて跡形も無い。信教の自由も表現の自由も統制され、まったく保証されてい無い。どこも無いない尽くしである。残念だが、蝉の抜け殻も同然の国に、誰もあえて旅行したいとは思わない。何も学ぶものが無いから。上辺のイメージを塗り替えても駄目だろう。そう思うのはおそらく私だけではない。日本人の多くがそう感じていよう。
〔追記:〕こう云うのは、中国の友人たちに奮起を促し、栄えある自国の精神文化を見直し、掘り起こしてもらいたいからである。物質的繁栄の技術は盗めても、精神文化の技法は盗めない。学ぶ心が無いと修得できないことは、中国と日本の交流史でも周知のこと。「文化大革命の失敗から学ぶ」謙虚な姿勢が大事ではないのか、改めて中国の友人たちに問いたい。政治は国民の為にある。党派の為に国民が犠牲になるのは本末転倒であろう。

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