2022年7月20日水曜日

内外の虚無化に歯止めをかける工夫(その一)

コロナ禍の憂世に(ワクチン開発の光と影があるように、ウクライナ戦争にも光と影あり、海外に逃れた若者たちの他に、タチアナ女史を初め16300人のロシアジャーナリストたちを忘れない。プーチンの帝政ロシアへの夢を砕くのは、結局彼らしかいないのでは。被害者のウクライナ国民をサポートするのは当然のことだが、ロシアを愛する彼らを闇夜に放置せず、苦渋の心中を理解し、ウクライナ=善・ロシア=悪と断定せず、善悪の彼岸を超えて、影として働く彼らを支えてあげたらいい。それが最新の武器供与(物量)を頼みとせず、悲惨極まる無意味なこの戦争を終わらせる、意外な近道かもしれない。

でも、プーチンロシアの揺さぶりは、あまりにも一方的で過激すぎる。そんな悠長な話は通用しない?待てないなら、辛くても徹底抗戦のウクライナに与し、楽ちんなエネルギーサービスの享受を断念するか、選択肢は二つあるのみ。さあ、諸君はどうする?

Shigfried Mayer(宮村重徳)、法政大学大原社会問題研究所嘱託研究員

0 件のコメント:

コメントを投稿