2017年12月31日日曜日

定量的と定性的、社会学の基礎用語(その二)

 一年を振り返ってみると、記念写真がたくさんあることに気づきます。写真に写っている自分はドットの集合、定量的に写し出しています。正確だけど、心までは読めない・覗けない。心が有るのかどうかについて議論がありますが、レントゲン写真をとっても見えてこない。何らや影らしきものがあれば、医者に診てもらう必要がありますね。でも、影は心自体ではない。定性的とは、その人で有る性格を質的に呈する仕方。心は質的属性の働く結果を反映し、共鳴して止まぬものだから、どうにも捉え処がない。過ぎたる一年を振り返り自己の不始末を反省する為に、定量的・定性的の両面で自分を見直す・読み直す必要があります。読み直すとは、心の中に絵を描くようにですね。鈴木大拙は、それを動態禅と云う。

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