2017年7月18日火曜日

死は生き方の最後の挑戦、日野原重明氏の逝去を悼む

 七月十八日(火曜)の今朝、日野原重明さんが呼吸不全で百五歳の生涯を閉じられた。日野原さんは聖路加病院の院長を長く勤められた。クリスチャンだということもあり、牧師在任中の以前から注目していた一人、人間ドッグやターミナル・ケア(終末医療)で知られる。命の大事さ、生と死に向き合う仕方を教え、死は生き方の最後の挑戦だと、最後まで溌溂(はつらつ)とお語りになっていた。御著書『百歳からの健康法』を読み、テレビのインタビューでのお話を伺って、ずいぶん勉強させていただいた。例えば、今でも何かを料理したりカップ麺を食したりする際に、必ずオリーブ油を加えるようにしている。自分に対しても誰に対しても、ターミナル・ケアの心で接するようにしている。それもこれも日野原さんに学んだことである。ご冥福を祈り、遺されたご家族に心中より哀悼の意を表したい。


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