2016年3月8日火曜日

古株に新芽、ソーシャル・パーティーの萌えを夢見る

 アメリカの民主党をまねただけではうまくいかなかった。原因:リベラルさが不十分、党員気質が全くリベラルでなかった。結果:自民党(アベノミクス)の独走を許した。同名を残してもうまくいくはずがない。そこで提言したい。大原社会問題研究所でいま社会党の文書編纂が進んでいるが、お蔵入りにするにはもったいない。いや、間違っている。歴史は宝の山である。リベラルにしてマイルドな社会主義者、サンダース氏の躍進は考えるヒントになる。社会運動の原点に戻り、若い世代を結集するフレッシュな政治母体、若い世代をその気にさせるソーシャル・パーティー(クラウド上の「社会党」)を立ち上げ、各党をソーシャルネットワークに組み込めばいい。護憲・立憲に拘らず、全体主義的潮流を退け、隣人愛と社会正義の実現、国際平和・国民融和をマニフェストすることで、隣国や難民に慕われる国家形成を目指せるだろう。合衆国では不可能でも、古い切り株のある日本でなら、新芽が育つ可能性はきわめて高い。同床異夢の野合より、クレバーで現実的だと思われる。もっとも、中途半端な自由論やイデオロギーで粉飾された偏見を脱却しないと無理でしょうけどね。朝ドラの満面の輝きを執行部に望めば、世代交代以外に道はない。
 3月11日(金)更新
Shigfried Mayer(宮村重徳), copyrights © all reserved 2016, the Institute for the Interpretative Sociology Tokyo

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