2015年2月26日木曜日

複雑系に負けない知恵比べ、接線と(垂直な)法線の導関数を使い湾曲に

 昨今に顕著な未曾有の事件多発は、複雑怪奇な「曲線」的諸問題に直面させ、就活世代の君たちを困惑させています。動画メディアに踊らされ右往左往したりせず、猛々しい宣伝文句に乗せられ付和雷同したりしてはいけないよ。大切なことは、他と違う自分の差分と「傾き」をどのように理解するか、これとどう向き合うのか。さしあたり接線を引いて平均変化率を調べ、法線を見極めながら湾曲にしておく。
 就職活動の傾向と対策についても、同じことが言える。言うまでもないが、自己分析と関心のある職域の分析は欠かせない。転んでもただでは起きない。どんな失敗もトラウマも峠道への一里塚。かならずメモを取っておく。理由は、得られた数値データから進路にマッチする経験妥当な傾き・受け入れ可能な思潮(収束点)を取り出すため。
 基本は「補助線」を引いて見る、トライアルの精神だよ。すべては「近似値の直線」(=「接線」)を引くことから始まる。おかしな傾き具合があれば、あとで修正すればいい。適時にこれを質すことで座標化し、次につなげることができる。ネット空間を闊歩する疑似宗教的プロパガンダに気を許さず、見た目を楽しませるだけの怪しげな「自己相似性のフラクタル」に惑わされてはいけないよ。自分に与えられた悟性を使う勇気さえあれば、接線と(垂直な)法線の導関数を応用して、だれでも難局を突破できる。

Shigfried Mayer(宮村重徳), copyrights © all reserved 2015, the Institute for the Interpretive Sociology Tokyo

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