2014年8月26日火曜日

少子化社会の懸念と憂鬱、依存症につける薬はない

以前のブログで「有名病につける薬はない」と言ったが、やる気がない子や学生をその気にさせる薬もない。身体的に病んでいるわけではないから、薬物療法は効かない。少子化社会の懸念と憂鬱に特効薬がないのも、同じ理由からである。相手の目線で考えて、どこを突かれると自ら動かざるを得ないようになるか、辛抱強く対話しながら、ターニング・ポイントを一緒に模索する必要がある。初めから、答えを教えてはいけない。押し付けになると学習できない。
それを聞けば動かざるを得ない言葉は、人により様々で一様ではない。通り一遍のお叱り言葉や褒め言葉は手段に過ぎない。目標は自力救済である。ひそかに抱く深い願い事を察し、「脱自」の動機となる意外な一言を、惜しみなくヒントを出しながら、本人の口から語らせる。ただそれだけで、自ずと解決することがある。「言語療法」(ロゴセラピー、フランクル)が有効なのは、人の子だけである。不安な親子には、「その不安な心を持っておいで」と、促すだけでいい。気づくまで待ってあげることが肝心。気づけば御の字、ダルマの「安心問答」も自力救済の役に立とう。忍耐を失い非寛容となり、争いが高じて家庭崩壊してしまう前に、自らしかと肝に念じておこう。最後は君の「聴く力」、働くモノに聴き入る力が試されよう。
Shigfried Mayer(宮村重徳)、copyrights © all reserved 2014, the Institute for Interpretative Sociology Tokyo