2018年5月20日日曜日

自給自足の家政学の勧め

 私的領域での仮名遣いは、女性たちが活躍する場となった自給自足の家政学(ハウスキーピングのエコノミクス)に起因すること、プラトンの洞窟に立て籠もる「男」の哲学者(ハイデガー)を意識して、女性ハンナ・アーレントが後に『活動的生』で指摘するアクチァルな政治社会的事実関係を鑑みれば、私的領域と公共性の空間に跨(またが)る場所論的主体の発話行為を論じること無しには、ありきたりの通説などでは、とうてい痒(かゆ)い処に手が届かない。女性の方々には、自給自足の家政学をお勧めしたい。

0 件のコメント:

コメントを投稿