2018年2月26日月曜日

偏らず惑わされず、今我独自に往くは自然体

 自利に偏らずよく利他し、実(まこと)しやかなスパムメールの誘いごとに惑わされず、迷わずに真実一路を生きることが大事。情報社会には仕掛けられた罠(わな)が多い。本当と嘘を見分けることは決して簡単なことではない。普段から悪を悪としないで、本音では悪いと思いたくない処が内心優勢だと、いつか自分の人生を落とし穴にはめることになる。墓穴を掘るのはたいてい自分の思い為すことに起因する。内心苦しくても善の道が険しくても、目的合理的に正しい道を歩む心・覚悟さえあれば、心配は一切いらぬ。結果は後からついてくる。壁に自分の負の遺産がご和算にされるを観よ。安心してゼロから始める、壁観(へきかん)して安心無為(あんじんぶい)に生きることはむずかしくない。有情・無情に左右されず別様に考える、結果を恐れず引き受けるのみ、構える必要はない。「今我独自に往く」(洞山)には自然体でいい。
2018年12月15日(土曜日)更新

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