2017年3月23日木曜日

テクスト研究から事実性の解釈学へ、現存在の峠道をたどる

 テクスト研究なのに、およそテクスト研究らしくない、現存在の解釈学への道のりを、新年度に向けて、若きハイデガーに探っています。「ナトルプ報告」で周知のアリストテレス的現象学の解釈に、食も忘れ寝るを惜しんで、思索に執筆に没頭しています。冒頭の「オントロギー」(存在論)は解体の対象で、本来の主題は「事実性の解釈学」ですね。「解釈学」(ヘルメノイティーク)は、かつてのわたしの作業場、懐かしい工具が散在している旧い工房です。「理解社会学の工房」という名称も、そろそろ改めないといけないかもしれない。いくら年をとっても、傍目に無一物でも、ほらこんなに溌溂としておれるのは、背中を押すように働いて止まないモノが現に其処に有るから。