2015年12月27日日曜日

息づく生の哲学、反抗する若者の良心に期待する

 相変わらずの世を挙げてのクリスマス商戦に、はてなと思うのは私だけだろうか。神を考えることを忘れた近代世界は、ひたすら自利に走り利他を忘れ、良心を失くして貧しくなった。豊かさの記号である神存在の忘却に始まり、自己疎外(マルクス)からテロの脅威に晒された世界疎外(アーレント)に至るまで、今日世界規模で哲学的生の貧困が生じている。仏を思う心を忘れた日本社会でも同様である。利便に走る坊さんネットも、ほどほどにしてもらいたい。過ぐる一年の反省として、お決まりの復讐モードに流されず、生を粗末にする行為に心奪われず、息つく生の哲学を模索する、良心ある若者の出現に期待したい。君たちの生(なま)の意見が聞きたい。
12月29日更新
Shigfried Mayer(宮村重徳), copyrights © all reserved 2015, the Institute for the Interpretative Sociology Tokyo